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- 2026.08.31
頭と心の5S活動
何年前から始めたのか記憶が定かではありませんが(たぶん15,6年前)、当社では「5S活動」を徹底しようと各事務所に標語のポスターを貼り付け、週に数回ある朝会で5Sの標語を全員で唱和していました。
コロナ期にオンラインだの時差出勤だの直行直帰だのと勤務形態が多様化したのをきっかけに朝会がなくなったタイミングで全員で標語を唱和する文化が自然消滅してしまい、朝礼がオンラインになった現在では流石にPCに向かって唱和するのも気恥ずかしさもあってか復活することなく今に至っています。
さてさて、今さらですが5S活動の意義は、「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」を通じて職場環境を整備し、安全確保、品質の安定、生産性の向上という基盤を作ることです。単なる掃除ではなく、ムダを可視化し、組織改善力を高める活動です。
当社で標語ポスターを貼って全員で唱和するスタイルを導入したきっかけは定かではありませんが(おそらくビジネス書か受講した経営セミナーかなんかに当時の私が感化されたのだと思う)、お世辞にも綺麗で清潔で整った職場とは言いがたかった当時の事務所を少しでも改善せねば、と若き日の私なりに思うところがあったのでしょう。

もちろん5S活動の効果は少なからずありましたし、唱和しなくなった現在でも個々の意識の根底には生きているものと思われます。事務所のデスクがフリーアドレスになってからはそれ以前と比較しても非常に整理整頓のクオリティは上がってきてるものと感じていますし、お客様が突然来られてもアタフタしないレベルは保っているかと思います。
私は個人的には5S活動は実務的な活動ももちろん大事ですが、頭の中や心の中の「整理・整頓・清掃・清潔・躾」がなにより大事だと思っています。
考える必要のないことや解決できない悩みを捨てたり保留したりして物事に優先順位をつける「整理」
情報やアイデアをいつでも取り出せるようにメモやタスク管理して分類し、頭の中の引き出しにどこに何があるか明確にする「整頓」
あれこれ悩んで疲れた脳をリフレッシュするため、適度な休憩や睡眠、運動をして常にクリアな状態に戻す「清掃」
整理されクリアな状態の頭の中が乱れてしまった時に立ち止まり、物事の優先順位をしっかり自分自身に言い聞かせることで落ち着いて考え直す「清潔」
上記の「整理」「整頓」「清掃」「清潔」が無意識に行えるように自分自身と常に向き合える状態を当たり前に保ち続ける「躾」
やはり仕事をするうえで何よりも大事なのは自分自身の「頭の中の5S」「心の中の5S」だと最近痛感しております。
乱れきった現在のわたしの机上が自分自身の頭の中のようで…

さあ、整理整頓!