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- 2025.02.28
心からの感謝をこめて
2月は当社の期末になります。
第61期もお陰様で無事に終えることができそうです。
決算月は何かと慌ただしく「判断」と「決断」を待ったなしで迫られながらカウントダウンされていく日々。
優柔不断な私には過酷で憂鬱な毎日なわけですが、そこは力強い仲間が「判断」「決断」を後押ししてくれているのでなんとか先に進むことができています。
さて、この2月28日に力強い仲間が二名、この会社を離れることになりました。
お二人共いわゆる定年を遥かに超えて会社に残り続けていただき、皆を支え続けていただいていましたが、いよいよ慰留も虚しく勇退されることに。

お一人は経理や総務を長年にわたって支えていただいた隅野さん。
いつもボヤけた判断をする私をビシッと修正していただきました。ルールや数字、期限を曖昧にせずに誰に対しても臆することなく極めて正確で力強い判断を会社にもたらしていただきました。職務に対し真摯に向き合う姿勢は本当に勉強になりましたし、私にとっても会社にとっても心強い存在でした。
(仕事面と異なり人となりはユーモアあふれる本当に優しい方です)
もうお一人は相談役として、過去には事業部長や取締役を歴任され、現在の会社業務の礎を築いていただいた小岩さん。
改めて経歴を見返してみるとなんと社歴は60年!そうです。今年60周年を迎えた当社が誕生した年に入社され、現在に至るまで半世紀を超える長い期間をこの会社とともに歩んでいただいていました。

私は小岩さんには入社時から何かとお世話になっており、私が代表という立場になってからも様々な場面で喧々諤々と議論の相手になっていただきました。経験も浅く生意気な若造を無下に説き伏せるでもなく、常に味方になって色々とアドバイスしていただいたことは難しい場面で判断する際に本当に助かりました。
相談役としての晩年は私の判断に対して「いいと思いますよ」といった肯定的な後押しを常にしていただきました。答えのない未来への不安な判断をする際、こういった言葉がどんなに力になったことか。背中を押していただいて本当に有り難かったです。
お二人共まだまだお元気ではありますが、くれぐれもご自愛ください。
まだまだ話足りないこともあります。いつでも会社に顔を出してくださいね。またお会いする日を楽しみにしております。
いままで本当にありがとうございました。

さあ、ポッカリと大きな穴ができたような喪失感とともに第61期が終わり、新たな一年が始まります。
高揚感とともに小さな不安を抱えながら。