立場上、指摘や指示をしなければならない場面も多く、それが難しいと感じていますが、できるだけ自分もゴミ捨てや検品などの細かな業務も行い、社員とコミュニケーションをとることは日頃から意識しています。厳しいことを言う一方で、部下と同じ立場で仕事をし、背中を見せることで信頼関係を築きたいですね。
この姿勢は、取締役のNさんからの影響です。最初はNさんのように目標設定を明確にし、組織を役割立てて計画的にマネジメントしていくスタイルに憧れていましたが、自分には周りの力も借りてマネジメントするスタイルが合っていると感じるようになりました。Nさんとスタイルは異なりますが、Nさんに憧れて色々なことを実践していくうちに、コミュニケーションをとること、誰よりも早く事務所に来て掃除や、在庫製品整理をすることといった「自分のスタイル」を見つけられたように思います。根本的な考え方はNさんからの影響が大きいです。
Nさんは役職がなかった頃から数字の大切さや社内外問わず人とのコニュニケーションを丁寧にとることを常に意識されていて、そのころからずっと尊敬しているんです。下積みも経て、たたきあげで取締役へキャリアアップしたNさんの存在は、目標にもしやすいですし、社員の頑張るモチベーションにもなっていると思います。